資産運用

ウェルスナビで確定申告は原則不要!確定申告した方がいい場合についても解説します!(外国税額控除や損益通算など)

この記事を読むのに必要な時間は約 20 分です。

パチロー
パチロー
ウェルスナビって確定申告した方がいいの?

こんな疑問にお答えします!

この記事でわかること
  • 結論:ウェルスナビは原則確定申告不要(特定口座・源泉徴収ありの場合)
  • ウェルスナビで確定申告が必要な人
  • ウェルスナビで確定申告した方がお得な人
  • ウェルスナビで確定申告する方法
  • ウェルスナビで確定申告する場合の注意点

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【原則確定申告不要!】まずはウェルスナビの税金の仕組みを知ろう!

ウェルスナビの税率は一律20.315%!

ウェルスナビの税率は一律20.315%です

この内訳は以下のようになっています。

  • 所得税(国税):15%
  • 復興特別所得税(国税):0.315%(2037年まで)
  • 住民税(地方税):5%

通常住民税は10%ですが、株式投資などは申告分離課税という特別な課税方式になっていて住民税は5%です。

申告分離課税とは?

申告分離課税とは通常の所得とは分離して計算する課税方式のこと。通常の所得税・住民税の課税(総合課税)は最大約55%だが、申告分離課税の場合は高所得者でも一律で20.315%の課税になる。

ちなみに後で説明しますが、配当金・分配金は確定申告することで総合課税に変更することも可能です。

ここでちょっとだけ申告分離課税について深掘りしてみましょう!

申告分離課税には次の四種類があります。

  • 株式の譲渡所得など:株式・債券・投資信託などの取引による利益←ウェルスナビはこれ!
  • 不動産売却による譲渡所得:不動産の売却による利益
  • 先物取引による雑所得:FX・先物取引・くりっく株365などの利益
  • 山林所得:山林の売買による利益

申告分離課税の特徴は上記の同じグループ内でしか損益通算できないという点です

なのでウェルスナビとFXなどの損益通算はできないということですね。

後ほど説明しますがウェルスナビは株式や債券、投資信託などと損益通算が可能です!

 

ウェルスナビの口座は三種類!

ヒーロー
ヒーロー
ウェルスナビで選べる3種類の口座についてまとめてみたよ!
  • 特定口座(源泉徴収あり):年間取引報告書(確定申告に使う書類)を証券会社が作ってくれる。原則確定申告不要!
  • 特定口座(源泉徴収なし):年間取引報告書(確定申告に使う書類)を証券会社が作ってくれる。確定申告が必要!
  • 一般口座:年間取引報告書は自分で作る必要がある!確定申告必要!

証券口座には特定口座と一般口座があります。

特定口座は年間取引報告書という確定申告に必要な書類を証券会社が作ってくれるタイプです。

一般口座の場合は自分で作る必要があります。

 

年間取引報告書があると確定申告がかなり楽になります。

記載している数字をいくつか確定申告の書類に書き写すだけの簡単な作業です。

 

特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと原則確定申告が不要になるのでオススメです!

ウェルスナビでは特定口座(源泉徴収あり)を選ぼう!

ウェルスナビにおいては特定口座(源泉徴収あり)の一択です!

特定口座(源泉徴収あり)では税金を源泉徴収してくれるので原則確定申告が不要で手間がかかりません。

 

それに対して一般口座は全くメリットがありません。

自分で年間取引報告書を作らなければならないので大変です。

 

普通の証券口座であれば、一般口座にしか対応していない銘柄があるなどのメリットもありますが、ウェルスナビの場合は関係ないですね。

 

また特定口座(源泉徴収なし)もオススメしません。

一応メリットとしては年の途中で税金を取られないので資金効率が良くなるとう特徴があります。

 

しかしウェルスナビの場合は基本ほったらかし投資なので、そんなに影響はありません。

頻繁に株式をトレードするような人ならオススメできますが、ウェルスナビのような長期投資をする人には向いてないです。

むしろ確定申告の作業時間が無駄なので特定口座(源泉徴収あり)が無難です。

>>ウェルスナビ公式サイト【特定口座(源泉徴収あり)で口座開設しよう!】

途中で口座の変更は可能なの?

口座開設時に一般口座や特定口座(源泉徴収なし)を選んだ場合でも、あとから特定口座(源泉徴収あり)に変更することは可能です!

ただし、その年の分配金や売却益が発生していない状態=年始めごろにしか変更はできません。

 

どうしても年の途中で変えたい場合は一度解約してから口座を作り直すと言う方法もあります。

その場合は一度資産を売却することになるので、利益が出ている場合は税金がかかるので注意しましょう。

口座変更について不安な場合は公式ページからお問い合わせしてみて下さい。

>>ウェルスナビ公式サイトはこちら

ヒーロー
ヒーロー
ちなみに・・・

ちなみにロボアドバイザーの中にも特定口座に対応していないサービスがあるので注意しましょう。(例:マネラップなど)

最近は特定口座(源泉徴収あり)が世の中のスタンダードです。ウェルスナビは対応しているので安心ですね!

ウェルスナビで特定口座(源泉徴収あり)でも確定申告が必要な場合

ウェルスナビで特定口座(源泉徴収あり)を選んでいても確定申告が必要な場合があります。以下にまとめてみました。

  • 給与所得が2000万円を超える人
  • 2つ以上の会社から給与支払いを受けている人
  • 自営業やフリーランスで事業所得が38万円以上の人
  • マイホームを購入して住宅ローン控除を受ける予定の人
  • 年間の医療費が10万円を超えた年に医療費控除を受ける予定の人

特にサラリーマンの方は確定申告が不要な場合が多いですが、確定申告が必要になる場合もあるので注意しましょう!

上記以外にも細かい条件もあります。詳しくは国税庁のホームページをご覧下さい。

>>国税庁のホームページ

必要ではないが、確定申告した方がお得な場合

必ず必要ではないけど確定申告した方がお得になる場合があります。

下記にまとめてみました。

  • 他の証券会社と損益通算したい場合
  • 損失を翌年以降に繰り越したい場合
  • 専業主婦などで給与所得がなく、ウェルスナビの利益が38万円以下の場合
  • 外国税額控除を受けたい場合

それぞれ説明していきます。

他の証券会社と損益通算したい場合

ウェルスナビ以外の証券口座でも取引している場合、税金はそれぞれの口座内でしか計算されません。

仮に片方で損失が出ていて、片方で利益が出ている場合は合算して節税することができます。

損益通算の例
  • ウェルスナビで利益20万円:4万630円源泉徴収
  • 証券会社Aで損失20万円:0円源泉徴収

→損益通算すると利益0円に→4万630円が返ってくる!

前述した通り、ウェルスナビと損益通算できるのは株式・債券・投資信託などの金融商品です。

FXや先物取引・くりっく株365などとは損益通算できないので注意しましょう!

損失を翌年以降に繰り越したい場合

確定申告をすることで、その年の損失を翌年から最大3年間繰り越すことができます。

損失を繰り越すことによって税金を繰り延べすることができるので資金効率が良くなります。

損失額がなくなるまで毎年確定申告が必要になるので注意しましょう!

専業主婦などで給与所得がなく、ウェルスナビの利益が38万円以下の場合

専業主婦などで給与所得がなく、ウェルスナビの利益が38万円以下の場合、確定申告をすると税金が全額戻ってきます。(配偶者控除)

もっと細かく言うと、給与や副業などの雑収入がある場合でも給与所得控除額(最低65万円)・経費を引いた所得+ウェルスナビの利益が38万円以下の場合でも税金が還付されます。

詳しくは最寄りの税務署に確認したり、国税庁のホームページを参考にして下さい。

>>国税庁ホームページ「No.1190 配偶者の所得がいくらまでなら配偶者控除が受けられるか」

外国税額控除を受けたい場合(二重課税を取り戻す)

ウェルスナビが投資をしている米国籍のETF(米国株式市場で上場しているETF)は分配金が出ると米国現地で課税されます。

そこからさらに日本でも課税されるので二重課税されています。

分配金の課税内訳
  • 米国で分配金受け取り→米国政府により10%課税される→手取り90%
  • 手取り90%から日本で20.315%課税される→手取りは約72%のみ・・・!

 

この二重課税を防ぐために設けられたのが外国税額控除です。

外国税額控除の金額は以下の計算式で決まります。

所得税の控除限度額=その年分の所得税の額×(その年分の調整国外所得金額/その年分の所得総額)

徴収された税額が全て戻ってくるとは限らないので注意しましょう。

運用金額が少ないときは確定申告の労力に対して戻ってくる金額が見合わないこともあるかもしれません。

運用資産が少ない間はあまり気にしないほうがいいかもしれませんね。

 

外国税額控除の詳細については国税庁のホームページを参考にして下さい。

>>国税庁ホームページ「No.1240 外国税額控除」

ウェルスナビで確定申告をする方法

年間取引報告書を準備しよう!

ウェルスナビで確定申告をするためには年間取引報告書が必要です。

>>年間取引報告書とは?(SBI証券ホームページ)

 

特定口座なら年間取引報告書は証券会社が作成してくれるので安心して下さい!

年間取引報告書があれば確定申告も簡単です!

 

年間取引報告書は毎年1月中旬ごろに発行されます。

 

年間取引報告書はウェルスナビの管理ページからダウンロード、または郵送で入手することができます。

郵送の場合は12月29日〜1月18日までの間に申し込む必要があるので注意しましょう!

確定申告に必要なもの

確定申告に必要なものをまとめてみました。

  • 申告書B
  • 年間取引報告書
  • 株式等にかかる譲渡所得金額等の計算明細書
  • 確定申告書付表(損益通算・繰越控除を受ける場合)
  • 外国勢控除に関する明細書(外国税額控除を受ける場合)

詳しくは最寄りの税務署に確認してみましょう!

分配金は総合課税に変更することも可能

先ほども少し触れましたが、確定申告時に分配金を総合課税に切り替えることも可能です。

総合課税とは?

総合課税とは給与所得や事業所得(副業含む)などの諸々の所得を合算して課税する仕組みのこと。いわゆる普通の所得税や住民税は総合課税に当たります。

メリットとデメリットをまとめてみました。

メリット
  • 税率によって総合課税の方がお得になる
  • 配当控除が受けられる
デメリット
  • 譲渡損失との損益通算ができない!

詳しく解説していきます。

税率によって総合課税の方がお得

結論から言うと年収330万円以下の場合、総合課税の方が税率が低くなります。

税率について考えるには所得税と住民税に分けて考える必要がありますね。

 

源泉徴収のままだと

  • 所得税(復興特別所得税含む):15.315%
  • 住民税:5%

でしたね?

まずは所得税から考えていきましょう!

所得税

所得税は累進課税なので年収によって税率が変わります。

課税される所得金額 税率
195万円以下 5%
190万円超、330万円以下 10%
330万円超、695万円以下 20%
695万円超、900万円以下 23%
900万円超、1800万円以下 33%
1800万円超、4000万円以下 40%
4000万円超 45%

*復興特別所得税を含んでいない。

ご覧の通り税率で見ると330万円以下の場合総合課税にした方が分配金にかかる税金はやすくなりますね!

申告分離課税or総合課税は確定申告に選ぶことができます。

住民税

住民税は総合課税の場合、一律10%です。

それに対して申告分離課税の場合は5%になります。

 

多くの場合、住民税の申告は確定申告をすることで自動で行われます。

なのでそのままにしておくと、所得税で選んだ申告分離課税or総合課税がそのまま住民税にも反映されます。

 

しかし、実は後から自分で住民税の申告書を提出することで、所得税は総合課税、住民税は申告分離課税と分けることが可能です

住民税が取られるパターンについて表にまとめてみました。

申告方法 課税方式 税率
確定申告なし(源泉徴収) 申告分離課税 5%
確定申告あり 申告分離課税 5%
確定申告あり 総合課税 10%
確定申告あり・住民税申告書提出 申告分離課税 5%

 

このように、所得税で総合課税を選んだ場合は住民税の申告書で課税方法を変更することができることを覚えておきましょう!

所得税と住民税で異なる課税方式を選択することについてはこちらのサイト(外部サイト)で分かりやすく解説されていますので参考にしてみましょう。

総合課税にすると配当控除が受けられる

配当控除とは配当所得に対して税金を控除しますよ、という制度です。

所得により所得税は10%または5%、住民税は2.8%または1.4%の控除を受けられます。

  • 所得が1000万円以下:所得税10%、住民税2.8%の控除
  • 所得が1000万円超:所得税5%、住民税1.4%の控除

結論だけ言うと、総合課税で配当控除を適用した場合、年収が695万円以下なら申告分離課税よりお得になります。(税率17.2%)

さらに住民税を申告分離課税(5%)に別途申請した場合は年収900万円以下なら申告分離課税(20.315%)よりお得になります。(税率18%)

 

配当控除についてはこちらのページ(外部サイト)に詳しく記載してあるので参考にしてみてください。

 

とここまで解説して申し訳ないのですが、ウェルスナビは配当控除を受けることができません・・・。

なぜかというと、ウェルスナビの投資先が米国籍のETFだからです。

 

そもそも配当控除の趣旨は法人税と所得税・住民税の二重課税構造を和らげるためなんです。

株主は会社のオーナーなので法人税を実質的に負担しています。それでもって配当金にも税金がかかるのでそれを緩和しようということです。

 

ところが、外国株式はなどはそもそも日本の法人税は取られていません。(それぞれの国では税金取られてるんですが・・・。)

なのでそもそも二重課税になってないから配当控除はいらないよね?という話のようです。

 

米国ETFは外国株式と同じ扱いなので、それに投資するウェルスナビも残念ながら配当控除を受けることはできません。

総合課税にすると譲渡損失と損益通算ができない

分配金を総合課税にすると売却損との損益通算ができません!

損益通算ができないので当然損益の繰り越しも使えません。

 

仮に損益通算して赤字ならそもそも税金を払わなくて済むので、その場合は申告分離課税の方が有利ですね。

資産運用していると当然含み損が出るタイミングがあります。損だしを有効活用する場合は申告分離課税がオススメです。

ちなみにウェルスナビはDeTAX機能で損だしを自動で行います。なので申告分離課税ベースで税金の最適化をしているので注意しましょう!

総合課税or申告分離課税まとめ
  • ウェルスナビは年収330万円以下なら総合課税がお得
  • 所得税を総合課税にする際は住民税の申告書を出して住民税を申告分離課税(5%)にするとお得
  • 日本株式を運用しているなら年収900万円以下は所得税:総合課税、住民税:申告分離課税がお得
  • 総合課税は配当控除を受けられるが、ウェルスナビは対象外
  • 損失出ているor含み損がある場合は申告分離課税がオススメ

確定申告する際の注意点

確定申告をすると投資の利益が所得に上乗せされます。

なので投資で利益を出すと保険料や各種控除などに影響を与えるので注意しましょう!

 

源泉徴収のみで確定申告をしない場合は投資の利益は所得に上乗せされないので保険料等への影響はありません。

特に扶養控除や配偶者控除などを利用している方は一度計算してみましょう!

 

ちなみに確定申告の準備にはクラウド会計サービスのマネーフォワードクラウド確定申告がオススメです。

確定申告の書類を簡単に作成できます。

 

また副業をしている方であれば経費や売り上げの仕訳を自動で管理することも可能です。

副業をしている人には特にオススメですね!

>>マネーフォワードクラウド確定申告に登録する

ウェルスナビならDeTAX機能で節税できる!

ウェルスナビはDeTAXという自動節税機能がついています。

仕組みは含み損を確定して再び買い戻すことで、分配金などの利益と損失を相殺させて税金を繰り延べする仕組みです。

 

この機能によって年間0.4~0.6%程度のリターン向上に繋がるとのこと。

税金の繰り延べをすることで複利効果を最大化することができるので素晴らしい機能ですよね!

まとめ:ウェルスナビなら確定申告は原則不要!

ヒーロー
ヒーロー
ウェルスナビの確定申告については分かったかな?

 

パチロー
パチロー
うん!基本は確定申告不要なんだね!

 

ヒーロー
ヒーロー
その通り!特定口座(源泉徴収あり)を選べばあとは楽チンだね!運用額が少ない内は細かいことは気にせずにとにかく積み立てていくといいよ!

 

パチロー
パチロー
総合課税とか外国税額控除とか難しいことは資産が増えてからでOKということなのね!

 

ヒーロー
ヒーロー
その通り!資産が少ないうちは節約できる額もたかが知れてる。最初は細かいことを気にせずにとにかく継続することを意識してね!

 

パチロー
パチロー
ほいっす!それじゃ、早速申し込もう!\(^o^)/

 

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