目次
住宅費(家賃・住宅ローン)
家賃の節約

毎月の出費で大半を占めるのが家賃だと思います。
毎月決まって発生する出費なので、減らせたら長期的に節約できます。
家賃を下げる方法は次の二点です。
- 家賃交渉をする
- 引っ越す
一度契約してしまったら家賃は下げにくいものですが、更新のタイミングで家賃交渉してみるのも手です。
こちらのサイトで家賃の相場を検索できます。もし自分の住まいの家賃が割高なら家賃交渉をしてみましょう。

また、家賃が高すぎると感じたら引っ越しも検討してみましょう。
だいたい家賃が月収の3分の1ぐらいが目安と言われています。家賃が月収の半分以上になっている場合引っ越しの検討をオススメします。
また引越しをする際には、引越し費用をできるだけ少なくするため複数業者への見積もりをオススメします。
引っ越しの見積もりは引越し達人セレクトがオススメです。無料見積比較申込で引越代金が最大55%OFFになり、更に最大6万円のお祝い金がもらえます。登録は最短1分で簡単なのでまずは見積もりをしてみましょう。
住宅ローンの見直し

住宅ローンの見直しは次の三つの方法で考えましょう。
- 金利プラン変更
- 繰り上げ返済
- 借り換え
それぞれ説明していきます。
金利プラン変更

金利プランには次の2つがあります。
- 固定金利:変動金利より高めに設定されている。金利が変わらない安心感がある。
- 変動金利:固定金利より低めに設定されている。金利が上昇するリスクがある。
どちらも一長一短ですが、どちらかに変更した方がお得な場合があります。
例えば、当然高い金利の時に固定金利で固めてしまうと損しそうですよね?どちらのプランがいいか、金利の状況に応じて柔軟に対応していく必要があります。
また、意外かもしれませんが、住宅ローン金利は交渉することもできます。プラン変更検討前にまずは住宅ローン金利を交渉してみましょう。
繰り上げ返済

住宅ローン金利は借入期間が長いほど利息がかかります。家計に余裕があるなら、早めに繰り上げ返済してしまうのも手です。
繰り上げ返済には、その後の毎月の返済額は変わらず、返済期間を短くする「期間短縮型」と、返済期間を変えず、返済額を下げる「返済額軽減型」があります。それぞれ以下のような利点があります。
- 期間短縮型:返済額軽減型より利息軽減効果が大きくなる。
- 返済額軽減型:毎月の家計が安定する。
家計の状況や将来の展望を予測して、自分にあった繰り上げ返済をしましょう。
借り換え

借り換えとは別の銀行からローンを組んで、現在のローンを一括で返済してしまうことです。
つまりA銀行よりB銀行の方が金利が低いから乗り替えよう!という話です。
固定金利期間が終わり、金利が上がるタイミングなどは借り換えの見直しにぴったりなタイミングです。低金利が続いているうちに固定金利にしてしまうといいかもしれません。
こちらのモゲチェックというサイトでは簡単に借り換えの診断をすることができます。
診断は無料なのでぜひ活用してみましょう!
水道光熱費

電気会社・ガス会社を見直そう!
これまでは地域で決められた会社からしか電力やガスを買うことはできませんでした。しかし、近年の法改正により、様々な会社から電力やガスを買えるようになりました。これを電力自由化・ガスの自由化と呼びます。
電力の自由化・ガスの自由化により、会社間で電力・ガスの基本料金の値下げ競争が起こっています。これを利用しない手はありません!
つまり安い携帯電話会社に乗り換えるような感覚で電力・ガス会社を乗り換えられるということです。
こちらの電力比較サイト「
また、ガス料金の見直しは「ガス料金比較ナビ”ガスチョイス”」がオススメです。
ウェブ上で簡単申し込みでプロがプランを提案してくれます。
現在のガス料金と比較してお得なら乗り換え、という流れです。
一度乗り換えればずっと節約できますね!節約が中々続かない人はマストチェックです!
ガスチョイスは今なら最大3万円のキャッシュバックキャンペーン中なのでお得ですよ!

通信費(インターネット・携帯電話代)

通信費の節約方法を下記にまとめてみました。
- 携帯電話プランの見直し
- Lineなどのメッセージ・通話アプリの活用
- 格安SIMへの乗り換え
- 光回線(家の固定ネット回線)の見直し
- モバイルルーター+IP電話番号取得
それぞれ解説していきます。
まずは携帯電話プランの見直し

全然電話しないのに掛け放題プランに入っていたり、外であまりデータを使わないのに大容量プランに入っていませんか?
プランを見直すだけで特に利便性に影響なく節約できるかもしれません。
また、携帯の保険料を払っている場合もあります。ケースバイケースですが、不要と思うなら保険を解約しましょう。
そのほか使っていないオプションなども解約しましょう!
Lineなどのメッセージ・通話アプリの活用

Lineは言わずと知れたメッセージアプリです。Lineを使えば無料で通話やメッセージ交換ができます。Line程度であれば少ないデータプランでも使えるし、WiFiがあれば長電話も安心です。
ちなみに速度制限状態でLine電話を使ってみた事がありますが、一応電話はできるみたいです。
そのほかiPhoneを使ってる方はiMessageとFaceTimeがデフォルトで入っています。これはApple版のLineのようなものです。是非活用してみましょう。
格安SIMへ乗り換え

最近よくCMで宣伝している格安SIMです。大手3社より格安でデータ通信できますよという話です。
ちなみに三大キャリアの平均的な携帯代(端末台無し)は約7000円、格安SIMの場合は約2400円と言われています。
つまり格安SIMに変えると約4600円の節約になるんです!
デメリットとして、大手3社より通信スピードが遅くなる場合があることがあげられます。
ちなみに筆者はDMMモバイルを利用していますが、特に不自由なく使えています。圧倒的な通信速度を必要としている人以外は問題なく使えると思います。
また、値段はプランによって様々ですが、筆者は基本料金1000円以下に抑えることができました。
格安SIMは節約志向の方のマストアイテムです!

光回線(家の固定ネット回線)の見直し

格安SIM同様、通信の自由化によって様々な会社がインターネット回線を提供できるようになりました。
ちなみに通信の自由化というのは大手の通信インフラ会社(KDDIやNTT西日本・東日本など)から回線を借りて、それぞれの会社が顧客に提供しているものです。よって、同じ回線を使用しているので新しい業者だから通信速度が遅いということはありません。
通信の自由化によってたくさんのインターネット会社が出てきたことで、プランが複雑化してしまいました。
基本料金に追加の割引プラン・家族プランに何たらかんたら・・・・
一番分かりやすい節約法は携帯電話の会社と同じ会社に統一することです。統一するとセット割引になる会社が多いのでおすすめです。
・・・といった要領です。
3大キャリアだけでなく、格安SIM会社が光回線も提供している場合などもあります。
またガス会社や電気会社などが光回線の提供をしている場合もあるので、セット割引などがないか比較してみましょう。
光回線の切り替えは工事が必要な場合もあるので面倒かもしれませんが、一度してしまえばずっと節約できるので見直してみましょう。
モバイルルーター+IP電話番号取得

少し裏技的な節約術なのですが、以下のような方法です。
- 固定ネット回線・携帯電話契約を無くす
- モバイルルーターを契約する
- スマホでIP電話番号を取得する
- スマホ・パソコンはモバイルルータでネット接続する
こうする事で電話・通信料どちらも抑えることができます。
Lineなどを活用すると電話代も節約できますね!
デメリットはSMS(テキストメッセージ)がない点です。
ウェブサービスの認証に必要な場合があるので不便かもしれません。
対策としては格安SIM(データ通信のみ・SMS付き)を契約する方法もあります。
高速通信なしなどの最安プランならかなり費用も抑えられますよ!
また、家は固定のネット回線がいいという人は、格安SIM(データ通信のみ)+IP電話番号という方法もあります。(モバイルルータはなし)
必要に応じてギガ数を決定しましょう。意外と少ないギガ数でもやり過ごせるので、とりあえず少なめから始めてみてはいかがでしょうか?
筆者は実際にこの格安SIM(データ通信のみ)+IP電話番号を実践しています。
下記記事で詳細を解説しているのでチェックしてみましょう!

IP電話番号の取得は楽天コミュニケーションズが提供している「IP-Phone Smart」がオススメです。
基本料金0円で使えます。通話料は8円/30秒です。普段Lineなどを使えば通話料も抑えられます。Lineがメインだけど一応電話番号は持っておきたいという方にオススメです。
また、モバイルルータはGMOとくとくBB WiMAXがオススメです!月額2170円〜と業界最安級で速度も安定しています。
モバイルルーター+IP電話番号取得はかなり節約になりますのでオススメですよ!
車関係の出費

車の維持費・種類
車の維持費は大きく分けて以下の四つに分類されます。
- 税金(自動車税・自動車重量税など)
- 保険・金利(自賠責保険・自動車ローン金利など)
- 走行費用(ガゾリン代・駐車場代など)
- メンテナンス費(オイル交換・車検代など)
車の維持費に加え、当然車そのものを購入するのにもお金がかかります。車の購入を含めた、車を所有するための年間費用は約70万円と言われています。
車の出費を抑える三つの選択肢
- 車を持たない(都市部など):カーシェアリングなどを活用する
- 中古で高く売れる車を買う:価値が下がりにくい車を持つことで、長期的な視点でお得を取る
- とにかく安い車を乗り倒す:廃車覚悟で長く乗る
詳しくは下記の記事でも解説しています。

月額制サービス・会員制サービスなどを見直す

毎月・毎年自動更新で課金されるサービスを利用していませんか?もしあまり使っていないのに加入しているサービスがあれば見直しましょう。
例えば以下のようなサービスなどです。
- 新聞
- クレジットカード(年会費)
- スポーツジム
- 動画配信サービス(ネットフリックスなど)
- 音楽配信サービス(Apple Musicなど)
- スマホゲーム
- 洋服レンタルサービス
一度加入しっぱなしで忘れているものはありませんか?確認してみましょう。
ちなみに家計簿アプリのマネーフォワードME(無料)を使うと使ってないサービスなどの課金に気付きやすくなりますよ!
銀行口座やクレジットカードと連携して自動で家計簿を付けてくれるのでとても便利です!
無料版でも十分使えるのでぜひ活用しましょう!

保険

今ご自分が何の保険に入っているか把握していますか?
保険の内容が分からないのになんとなく加入している場合もあると思います。
保険の必要性は人それぞれです。それぞれのライフスタイルにあった保険の入り方があるので、これといった一つの答えはありません。
しかし、もしかしたら大して必要のない保険に入っている場合もあります。
例えば、通院・入院保険に加入しているとしましょう。毎月保険料を支払い、もしもの時も安心です。
しかし忘れていませんか?私たちはすでに公的医療保険に入っています。実は公的医療保険でかなりの部分をカバーできるのです。
高額医療費制度をご存知でしょうか?
高額医療費制度とは公的医療保険の一つで、簡単にいうと個人が負担する医療費に上限を定めるものです。高額医療保険制度は国民健康保険に加入している方全員に適用されます。医療費負担上限は年齢や年収によって変わります。
例えば70歳未満で年収28〜50万円の場合、ひと月の医療費が100万円の場合、実質自己負担9万円です。
自己負担が9万円なら入院保険に入らなくても、その分自分で貯蓄するだけで十分カバーできそうですね。
(*高額医療費制度について詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。)
もちろんどの保険が必要かは人それぞれです。しかし保険には節約の余地がかなりあると思います。一度見直してみてはいかがでしょうか?
保険については以下の記事も参考にしてみて下さい。

税金

サラリーマンの方は普段税金をあまり意識していないかもしれません。
しかし何人たりとも逃れられないのが税金。みなさんしっかり払っているはずです。
しかしサラリーマンでも節税できる余地はあります。余分に取られた分はしっかり取り返しましょう。所得税から控除できる項目・方法をいくつか挙げてみます。
- 医療費控除
- 年金控除
- 生命保険控除
- 特定支出控除
- ふるさと納税
それぞれ簡単に解説します。
医療費控除
医療費控除は年間の医療費が10万円を超えた分が所得税から控除されます。(正確には「窓口で支払った金額ー保険などで補填された金額ー10万円」が控除対象)
医療費控除は世帯家族でまとめることができます。世帯の中で一番所得が多い人が控除するとお得です。
>>参考:No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)(国税庁ホームページより)
また2017年からセルフメディケーション税制という制度が始まり、きちんと健康診断などを受けている人は一部市販の薬でも医療費控除を受けやすくなりました。
従来の医療費控除よりハードルが下がるので、該当する人は増えるはずです。
>>参考:セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について(厚生労働省ホームページ)
年金控除
国民年金や厚生年金など、年金拠出額分を所得税から控除することができます。iDeCo(確定拠出年金)などの拠出分も対象です。iDeCoは貯蓄しながら節税もできるのでお勧めです。
iDeCo(確定拠出年金)とは”年金枠”でできる資産運用。
- メリットは、毎年の拠出額が所得税から控除されること・運用中の利益が非課税である点。
- デメリットは年金なので60歳まで引き出せない点。
- 60歳になると一時金として受け取るか、年金として受け取るか選択できる。
- 一時金として受け取る場合は退職金として扱われるため、退職金所得控除が使える。
- 年金として受け取る場合は、公的年金等控除が適用される。
>>参考:iDeCo公式サイト
iDeCo(確定拠出年金)運用は楽天証券がオススメです。楽天銀行と連携すると普通預金の金利が0.1%になるのもいいですね!
生命保険控除
生命保険・医療保険・地震保険などに入ってい場合、一定の金額が所得税から控除されます。掛け捨てでも税金控除はしないと損ですよ!
特定支出控除
特定支出控除はサラリーマン版の経費計上のようなものです。控除対象には以下の項目があります。
- 通勤費(通勤にかかる交通費)
- 転居費(転勤の為に発生する引っ越し費用)
- 研修費(仕事で必要な技術を得るための教育費用)
- 帰宅旅費(単身赴任先などと自宅の間を行き来する旅行代)
- 資格取得費(直接業務に必要な資格を取得するための費用)
- 図書費(業務に関係する書籍にかかる費用)
- 衣服費(制服や作業着など仕事に必要な衣類の費用)
- 交際費(接待や贈答などのための費用)
特定支出控除について知らなければ自腹を切って支払ってしまいますよね・・・。しっかり確定申告で取り戻しましょう。
>>参考:No.1415 給与所得者の特定支出控除(国税庁ホームページ)
ふるさと納税
ニュースやCMでよく聞くふるさと納税です。
地方自治体にふるさと納税という形で「寄付」をするとその寄付に対して控除を受けられます。
ふるさと納税の利点は以下の4点です。
- お礼の品がもらえる
- 税金の控除が受けられる
- 応援したい地方自治体に寄付ができる
- 寄付金の使い道を指定できる
離れた自分の故郷のためにふるさと納税というのも良いですよね。しっかり活用しましょう!
ふるさと納税はCMでもおなじみのさとふるで納付しましょう!様々なお礼の品があって楽しいですね!
クレジットカード負債を返済しよう!

クレジットカードの負債は滞納すればするほど、負債額が増えれば増えるほど利息がかかります。
クレジットカードの年利は15%ほどです。資産運用したことある人はピンとくると思いますが、年利15%はとんでもない額です。
今の銀行預金金利を考えると分かりやすいですね。
クレジットカード金利は貧乏の始まりです。貯金とか資産運用とかより優先的に、できるだけ早く返済しましょう。
おまけ:固定費をクレジットカードで支払おう!

先ほどと逆説的ですが、固定費の支払いをクレジットカードでするようにしましょう。クレジットカードを使うことで1~2.5%ほどのポイント還元を受けることができます。1%程度でも意外と貯まっていくものです。
注意点はクレジットカードの金利が発生する前に返済する必要があることです。リボ払いは厳禁です。
ほとんどのクレジットカードが当月か翌月一括払いすれば無金利で利用できます。
しっかりとポイントをゲットして節約に励みましょう!

節約の次は収入アップ・資産運用へステップアップ


