こんな疑問にお答え致します!
- 医療保険は不要
- 保険の役割はもしもの時の生活破綻の回避
- 高額療養費制度で医療費負担の上限は決まっている
- 傷病手当金で働けない間の給料も一部補填される
- 無駄な保険料の支払いで貯蓄できないのは本末転倒
\保険の見直しで家計改善!/
目次
いきなり結論:医療保険は不要

いきなり結論から入っていきますが、医療保険はほとんどの人にとって不要です。
その理由は公的保険によって手厚い補償が受けられるからです。
そもそも保険の役割は「いざという時に生活の破綻を防ぐ」ことです。
つまり保険に入るべきかどうかは「これは貯蓄で賄えるのか?」という点にかかっています。
それでは医療費は貯蓄で賄えるのでしょうか?
次の項目でみていきましょう。
いざという時にいくら医療費がかかるのか?

日本にはいわゆる国民皆保険があるので、医療費の自己負担は実費の3割(例外あり)ということはご存知かと思います。
実は日本の公的保険は自己負担3割という補償だけでなく、医療費の支払いに上限を設けているのです。
これを高額療養費制度といいます。
高額療養費制度はざっくり言うと月の医療費の上限が約10万円になります。
なので仮に半年入院したとしても医療費は60万円程度ということになります。
半年の入院というとかなりの長期入院と感じますが、それでも60万円程度で済むという事です。
60万円なら貯蓄で賄える範囲ではないでしょうか?
確かに医療費以外にも費用はかかりますね。
例えば下記のような費用です。
- 差額ベッド代
- 食事代
- 消耗品代
差額ベッド代とは要するに希望で個室にする場合には追加料金がかかりますよ、という話です。
ですが差額ベッド代は正直言って贅沢品だと思います。
入院する上で個室である必要はありません。
また入院時に個室しかない場合もありますが、こちらから希望をしない場合、差額ベッド代は発生しません。(入院時にしっかり確認しましょう。)
また食事代や消耗品代は入院していなくてもかかるので、医療保険とは切り離して考えましょう。
病気や怪我で働けない場合、傷病手当金・休業補償給付という給付金をもらえます。
具体的には病気や怪我で仕事を3日以上休んだ場合、四日目から最長1年6ヶ月まで給付されます。
金額は日割計算で平均給与の3分の2です。
よくある質問

- 医療保険に入っている方が安心?
- 2人に1人はガンになるから保険に入ってた方が良い?
- 先進医療を受けられるから医療保険に入ってい方が良い?
- 積立型なら安心?
医療保険に入っている方が安心?
医療保険に入っていると安心!というイメージでCMなどが放送されていますが、実際何が安心なのでしょうか?
- お金が出るから安心?
- 病気が治るから安心?
お金については前述の通り、医療保険なしでも賄うことができます。
それでは医療保険が会ったら病気が治るのでしょうか?
答えはNOです。
医療保険はあくまでお金を出すだけ。
入っていれば病気が治るというわけではないのです。
2人に1人はガンになるから保険に入ってた方が良い?
先進医療を受けられるから医療保険に入ってい方が良い?
積立型なら安心?
積み立て保険と聞くとお金が戻って来るから安心と思う人も多いと思います。
積み立て保険を分解すると以下のような内容になっています。
積み立て保険=掛け捨て保険+貯蓄(投資)
戻って来る部分は貯蓄(投資)している部分です。
さらに貯蓄性(投資性)保険は手数料がかかります。
それなら自分で貯蓄をしたり投資信託を買った方が良いわけです。
医療保険より大事なこと

まとめ

- 医療保険は不要
- 保険の役割はもしもの時の生活破綻の回避
- 高額療養費制度で医療費負担の上限は決まっている
- 傷病手当金で働けない間の給与も一部補填される
- 無駄な保険料の支払いで貯蓄できないのは本末転倒
\保険の見直しで家計改善!/

